雨の夜 作、ともにゃん&まいまい
題名→雨の夜
作、ともにゃん&まいまい
氷がはる夜の公園の水たまり。ふむのパリッと音がする。
氷が別れた音。
現在の時刻、深夜5時。早く目覚めすぎた、夏希(なつき)は、国家公務員宿舎に併設される公園にいた。
気温も上がってきており、雪が、雨へとかわっていた。
『今は朝?それとも、夜ぅ?』
『知らない。』
自分で言って自分で答える。
朝ごはんは、きっと、今日も、トーストだろう。そう思いながら、公園の中を歩く。
ららら。
古川夏希(ふるかわなつき)、小学生。黒い髪の毛を、腰までのばしていて、結ぶのを、嫌う。
公園の遊具には、うっすら雪が、積もっている。遊具は、全部で、4つある。
ブランコ、すべり台、シーソー、鉄棒。
全て、赤と黄色で、遊具の色は、合わせられている。
ほぼ黄色だが、赤色が、さしてある。今は雪でその色が、ぼんやり隠れている。
この日は雪のち雨で、お日様はかくれんぼしている。
雨の夜も、終わり、朝がきた。
おわり