携帯小説書きます。題名→ぴよちゃん
題名→ぴよちゃん
作、幸香
ぴよちゃんとゆう名のひよこがいました。かわいらしい男の子のひよこでした。ひよこ売りのおじさんが、お祭りに持ってきたたくさんのひよこの1匹でした。
ひよこは、100匹はいましたが、どんどん売っていき、新しい飼い主のもとに、ひよこ達が旅立っていきます。
ぴよちゃんと名付けたのは、とある女の人でした。
シンプルで、いい名前だと、ひよこ売りのおじさんが、適当に相槌をうちました。
そして、ぴよちゃんと名付けられたひよこは、その女の人に、買われて、仲間のもとから、去ることになりました。
女の人は、ひよこのことをとても大切にしました。
ひよこは、女の人の部屋中に、ふんをしました。ひよこのトイレをしつけるのは不可能です。ひよこや鶏が、なぜ、ペットとしてあまり飼われていないのか、なぜ、外で飼われているのか、女の人は、理解しました。
女の人は、それでも、ぴよちゃんのことを大切にしました。毎朝、ぴよちゃんのふんを、しまつするのが、女の人の日課になりました。
とある朝、女の人が起きたら、ぴよちゃんは、いなくなっていて、かわりに、男の人がたっていました。
『とうとう魔法がとけました。』
状況を、理解できず、女の人が、困って、男の人に説明を求めました。
男の人は、自分が、ぴよちゃんであると言うのですが、女の人は、信じませんでした。
男の人は、
『大切にしてくれてありがとう。』
というと去っていきました。
いったいなんだったんだろうと、女の人は、ベッドの上でとほうにくれました。
あの男の人が、ぴよちゃん?
女の人は、普段着に着替えて、あったかいコーヒーをすすり、ぴよちゃんのことを想うのでした。
おわり。