しあわせがかおるブログ

ブログと、短い1話完結ものの小説です!あと、携帯小説!

題名→はちみつれもん。つづきその3。

大学の講義が、始まった。







そして、あるメモが、まわされてきた。







魔法教授の目を盗み、メモを、慣れた感じで、まわす学生達。






『幽霊を、見たことはあるか?』

走り書きでそう書いてあった。






最近は、いつもそうだ。きまってこの内容。






幽霊なんか、存在しないと、レモンは、思っていた。でも、佳那汰が見たとゆうので、みんな信じている。






佳那汰の発言は、絶対的なものなのだ。









そうあの時は、佳那汰と二人きりで、ドキドキしていた。







大学の図書館に来ていた。



佳那汰が、レモンのレポートを、ちょうど、丸写ししていた。大学の図書館は、あまり人気がなく、いつもすいている。人が少ない。








そこで、『幽霊がいる』と、







佳那汰が、一人騒ぎ出した。




自分には、霊能力(れいのうりょく)が、あるのだと、佳那汰は言う。









レモンには、何も見えなかった。






ただのいつもの、図書館の風景が、ひろがっていて、変わったことなど何もない。









でも、レモンは、佳那汰に気に入られたい、いっしんで、自分も見えると、言ってしまった。








本当は何も見えてなどなかった。








見えてるふりをした。てきとうに、佳那汰に話を、合わせておいた。







でも、佳那汰が、他の友達、大学の仲間にも、そのことを、しゃべり、今、大学の図書館の幽霊が、みんなの話の話題になっていた。









後悔した。







なんで、見えると言ってしまったんだろう。








嘘なんて、すぐばれるに、決まっている。

日記二十五日目

今日は、金曜日。






プレミアフライデーって騒いでたニュースが、たしか、半年くらい前にテレビで流れていた。







あれは、いったい、どうなったんだろう?







日本に馴染むことなく消えてしまったのかもしれないと思うと、自分は、関係ないのに、なんだか、もったいないような気がする。






あたしは、家事手伝いだから、関係ない。







でも、プレミアフライデーのニュースは、なぜか、嬉しかった。







嬉しいと素直に思えた。








はちみつれもんとゆう携帯小説を、今日もつづき書こうと思う。








でも、書けないかも。あたしは、気分がのらないと、携帯小説は、書けない。







書かないのではなく、書けないのだ。








今から、書こう。



『鉄は熱いうちに打て』ともいうし。

題名→はちみつれもん。つづきその2。

レモンは、家を出た。







てくてく歩いてく。高校時代が懐かしい。友達と笑いあい、何も未来に不安なんかなかった。








今とは逆だ。






今思えば、高校時代なんであんなに、楽しかったかわからない。






大学を、やめたところで、何か変わるのか?今の状況が、さらに悪くなるだけだ。そう思いながら、ふーっと、息をはく。








息が、白く、はきだされ、すぐに、消える。







もうコートの季節だ。去年のコートを、着ている。お気に入りなのだ。







コートを、買うお金がないわけではなく、去年買ったコートを、今年も着ようと、去年から、決めていた。








親への気づかいでも、ある。お金を、節約してる気になっていた。







家はけっして、お金持ちではない。でも、毎年、コートを、買いかえるお金くらいならあるのだが…気持ちの問題だ。








『おはよう。レモン!』






『おはよう。佳那汰(かなた)。』






『実習のレポート出したか?』





『ううん。まだ。』少し、困ったように、答える、レモン。






佳那汰は、いっつも、レモンのレポートを、丸写ししている。レモンは、嫌がっているが、断りきれない。







断りきれないのは、レモンが、佳那汰に、気があるからだ。






惚れた弱みとゆうやつだ。







丸写しして、提出されると、いっつも、レモンが、丸写ししてるんじゃないかって、容疑を、かけられる。









魔法教授から、はっきり、丸写しはよくないと、佳那汰のことを、しかってほしいが、魔法教授も、佳那汰に気があるのだ。








それに、レモンが、丸写ししてると思われている。







佳那汰に想いをよせる女子は、たくさんいる。







佳那汰のアイドルなみの容姿と、おしゃれな服装…もてるはずだ。







佳那汰と友達になれる女子は少ない。






たまたま、友達になれたレモンは、運がすこぶるいい。





佳那汰は笑った顔は、太陽のように、輝いている。