まだまだ、クーラーにお世話になる自分の部屋にて
あたしは、クーラーのきいた自分の部屋にいる。
犬が暑さに弱いから。犬のために、クーラーをつける。
そう決めたのは母だ。
母は、だいたい、いつも正しい。あたしの知ってる限りでは。
苺のショートケーキを、食べた。スーパーで、安売りしていたやつだ。
ショートケーキが2つ入っていて、母と、1つずつ食べることになった。
あたしは、家に帰ると、すぐに食べてしまったが、母は、まだ、自分の分を、食べようとしない。
なんだか、苺の擬人化した歌を、思い出す。
内容はこうだ、苺のショートケーキになりたがった、苺は、最終的に、苺のジャムになってしまうとゆうオチの歌。
『あたし、ジャムになったわ~うっふん、よろしく』
みたいな歌詞だった気がする。
あたしは、子供のころ、この歌が好きだった。誰にも言ってないが。
母は、いつ、苺のショートケーキを、食べるつもりだろう…。