しあわせがかおるブログ

ほぼ、日記です。

ブランケットと私(物語)

女の子と、ブランケット。いっつも、一緒だった。






仲良し。これは、ただのブランケットじゃない。しゃべることができる。女の子とだけだが。







ある日、ブランケットが話した。







自分は、ブランケットとして生きてるが、本当は、人間の男だと。






今は、ブランケットとしての人生をあゆんでいると。







ふいに、







『行かなきゃ…。』








ブランケットは、そう言った。






ブランケットは、生前、好きだったある女の子がいた。ゆかちゃんといった。






その子が死にかけてるから、自分の命を代価に、ゆかちゃんを助けたブランケット。










その日から、ブランケットは、ただのブランケットになった。







何もしゃべれない。しゃべらない。








女の子は、とほうにくれたが、ブランケットは、もとにはもどらなかった。






女の子は、ブランケットを、今日も、ひざにかける。