しあわせがかおるブログ

ブログと、短い1話完結ものの小説です!あと、携帯小説!

マスク(ショートショート)

ラーメンが、食べたくて、商店街の道をあるきながら、ラーメン屋さんを、探す。夕方になってから、寒くなってきた。薄着で出てきた自分のことを、恨みながらゆっくり、歩く。なんでだろう。夏でもないのに、風鈴の音が聴こえて…意識が、ぼんやり。あたしは、意識が、はっきりしたら、家にいた。

(家から出ていけない、死にたくなければ)

そう誰かの声が聞こえた。その言葉のつづきを、待ったが、それ以上聞こえることはなかった。あたしは、もう、この長崎県から、20年も、出ていない。出ようとすると、あの風鈴の音がするのだ。そして、気づいたら、家に戻ってきてしまっている。あたしには、東京に、行きたい理由がある。でも、長崎県からすら出れない。最近は、束縛がどんどん、ひどくなっていき、近所を歩いているだけでも、するのだ…あの風鈴の音が。

そして、あたしの国では、とあるウィルスがはやり、マスク生活を、強制されていた。あたしには、関係ないけど。どこにもでかけられないからね。だから、あたしには、マスクが不要なのだ。自分のように、自由に外に出かけられない人々が、SNSで、愚痴をこぼしているのを、見かける。あたしは、いつまで、あの人に会えないのだろう。



END

ブログ久しぶりに書くなぁ。


雨が降っていた




あたしが、起きたら雨が降っていた




そんなの昨日から知っていた、でも、



『やっぱり、雨か…』


とガッカリした




天気予報を、昨日聞いて知っていることだった




今日は、しまむらに、行く予定だった、




もちろん、車で





雨の中歩いて行く元気はない





だから、車で行こうと昨日決めていた





あたしは、運転しないし、ただ車に乗ってるだけで、しまむらに、つく





でも、車からしまむらに、歩いていく時に、濡れるのが、嫌、




雨に濡れる、その少しの時間




人間はどんどん、贅沢にわがままになってくる




昔は、雨の中歩いて学校に行くのも平気だったし、




大人になってからも、雨が降っても平気で、散歩したり、ウォーキングしていたとゆうのに、





人間って、どんどん、わがままになっていくのだ!





恵まれていると、
わがままになるな
と、今は思う。





子供の頃に、
『車から店に、歩いて行くのが、嫌』



と言ってる子がいて、意味がわんからなかったことを思い出す。



あたしが、びっくりしたら、




『雨の日の話だから』



と他の子が、フォローしていたが、そのフォローは、子供の頃のあたしには、わからなかった。

お弁当(携帯小説)







手作りのお弁当を、作った日…。




いつもは、父にしか作らないのに、家族分作った。




本当に、いつも、しないことを、急にするもんじゃない。





だって、これが、最後のお弁当になった。





この日以来、あたしは、家族に会っていない…。





そして、その日から、違う女の人生を、歩み始めた。



名前は、華羅賀あゆみ(はならかあゆみ)




そして、
華羅賀あゆみは、あたしとして、生きていくことになった。



つまり、チェンジした。



華羅賀あゆみと、あたしは、魂が、入れ替わったのだ。


しかも、人為的に。




あたしは、北海道で、育った、冬美、



金沢冬美(かなざわふゆみ)



という人間だった。




あゆみは、沖縄県民だったから、北海道の寒さは、こたえただろうか…そんなことを、考える。





そして、魂が、入れ替わった二人は、これから、どうするか、二人は、二人なりに考えて、生きていく。





とある神社の巫女見習いのせいなのだが、




二人はそれを、知らない。知る手段など、あるわけない。




そして、この物語は、始まった。