黒猫ねこ美(第三話)作、エド、とも
『引っ越すぞぉー!!!』
帰ってきて主王(しゅおう)が、第一声そう言った。
『!!』
2匹の猫が、思い思いに、その言葉を、咀嚼し、はんすうする。
引っ越し?引っ越し?
『主!なぜです?』
ここは、治安が悪すぎる。もう2回も泥棒に入られた。不幸中の幸いは、魔女として、最低限必要な物は、何にも取られなかったことだ。まったく、物の価値もわからないやつらめ!でも、そのおかげで、主王は、助かったのだが。おもに取られた物は、お金だったり、宝石だったり…。
((まぁー、しかたないな))
と、2匹の気の合わない猫が、初めてお互いに、動感した。
みゆは、初めての引っ越しだ。
魔女だから、お空を飛んで行ってしまうと思われがちだが、普通に、飛行機に乗って引っ越すのだ。
次の町に、早朝引っ越すことだけ、告げて、主王は、眠りについた。
あとがき♡
久しぶりです!最近、ちょっと、暖かくなってきましたね(*´▽`*)